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FAQ 一斉配信+(プラス)でGmail/yahoo.comまで正しく届けるには
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一斉配信+(プラス)からメールを配信し、なりすましととられずに受信側に届けるためにはあらかじめいくつかの設定が必要です。
Google/yahoo.comのメール送信者のガイドラインについて
この度GoogleおよびYahoo!より以下のような送信者に向けてのガイドラインが発表されました。
・Google「メール送信者のガイドライン」(2023年10月発表)
・Yahoo!「More Secure, Less Spam: Enforcing Email Standards for a Better Experience」(2023年10月発表)
上記ガイドラインに対応をしていない状態でメールを@gmail.com(個人用 Gmail アカウント)や@yahoo.com(米国向けYahoo!アカウント)まで送信すると、受け取りが拒否され届かない可能性があります。
一斉配信+(プラス)で配信する場合、Re:lationが用意した専用サーバからメールが送信されるため、配信のエンゲージメントを高めるにはあらかじめ設定が必要です。
※yahoo.comは米国向けのドメインです。日本国内向けのyahoo.co.jpでは現在のところガイドラインは発表されていません。必要な設定について
ガイドラインに準拠するにはSPF、DKIM、DMARCの設定が必要となります。
特に、Gmail宛に1日5,000通以上送信する場合、DKIM、DMARCの設定は必須です。
※5,000通は一斉配信+(プラス)で配信した通数だけでなく、配信に使用したドメインで送信したメール全てを合計した通数です。SPFの設定方法
SPFとは
メールの送信ドメイン認証のひとつです。
送信メールアドレスのドメインのDNSにSPFレコードを記述することで、受信側で「間違いなくこのドメインから送信されたメールである」と判断します。一斉配信+(プラス)の配信に使用するメールアドレスは、Re:lationの[送信メール設定]に登録されている送信設定から選択します。
設定方法は以下ヘルプページをご確認ください。
https://faq.relationapp.jp/15206
SPFレコードは、ここで選択したメールアドレスのドメインに対して設定します。
設定方法
一斉配信で使用するメールアドレスのドメインのDNSに、以下の「SPFレコード」を追加してください。
v=spf1 include:broadcast.relationapp.jp ~all
・SPFレコードはお客様のドメインのDNSにて設定いただく必要があります。
・そのため、Re:lation上では設定・確認ができません。
・詳細の設定方法はドメイン管理者にご確認ください。DKIMの設定方法
DKIMとは
※Gmail宛に1日5,000通以上送信する場合設定は必須です。
電子署名を用いてメール送信者のドメインを認証する仕組みです。
送信メールの署名を受信側が検証することで、改ざんを検知することができます。
設定方法
電子署名(作成者署名)を付与するための秘密鍵を弊社にて専用サーバに設定をします。
DNSの設定内容(DKIMレコード)をお伝えいたしますので、一斉配信で使用するメールアドレスのドメインのDNSに設定してください。
・DKIMを設定するには別途「DKIM設定オプション(有料)」のお申込みが必要です。
オプションのお申込みはサポートチャットまたはsupport@ingage.jpまでご連絡ください。
・設定までにおおよそ10日ほどかかります。
・公開鍵はお客様のドメインのDNSにて設定いただく必要があります。
・そのため、Re:lation上では設定・確認ができません。
・詳細の設定方法はドメイン管理者にご確認ください。DMARCの設定方法
DMARCとは
※Gmail宛に1日5,000通以上送信する場合設定は必須です。
メールの送信ドメイン認証のひとつです。
上述したSPFやDKIMの認証が失敗した場合に、メールをそのまま受け取るか、破棄するかなどの指示をする「DMARCポリシー」を設定し、受信側はDMARCポリシーを参照しメールの扱いを判断します。
設定方法
一斉配信で使用するメールアドレスのドメインのDNSにDMARCレコードを追加してください。
・お客様のドメインのDNSにて設定いただく必要があります。
・そのため、Re:lation上では設定・確認ができません。
・詳細の設定方法はドメイン管理者にご確認ください。
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