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FAQ クラウド電話ユーザに遅延・優先度を設定するには

ご注意
・クラウド電話利用ユーザの設定は、 アカウントオーナーのみ可能です。
・遅延・優先度のご利用にはクラウド電話オプション(有料) ベーシックコース以上のお申込みが必要です。
・オプションのお申込みはサポートチャットまたはsupport@ingage.jpまでご連絡ください。

こちらでは以下項目を説明しています。
 ・クラウド電話の着信の仕組みについて
 ・遅延とは
 ・遅延を設定するには
 ・複数のキューの電話を対応する場合
 ・優先度とは
 ・優先度を設定するには

クラウド電話の着信の仕組みについて

・電話機能を利用するユーザは、「ステータス」を切り替えることで電話の受付状態を設定できます。
 [受付中]…電話を受けられる状態。
 [オフライン]…電話を受けられない状態。離席時など、電話を受けられない際は[オフライン]にします。
 [通話中]…お客様と通話中の状態。


・お客様から入電した際、ステータスが[受付中]のユーザのうち、待機時間(※)の長いユーザに着信します。
 ※ステータスが[オフライン]や[通話中]から、[受付中]に切り替わってからの経過時間
 例)


・ユーザに着信すると、20秒は呼び出し中の状態が続きます。
 20秒経過してもユーザが受電しなかった場合、他のユーザに着信が回ります。
 例)



・複数のお客様から入電があった場合、待ち時間が長いお客様から順に着信します。
 例)



遅延とは

・前項の通り、デフォルトの設定では「待機時間の長いユーザ」から順に着信します。
 ユーザのルーティング設定で遅延秒数を設定することで、入電してから指定秒数が経過するまで、該当ユーザを着信対象外とすることができます。
 例)

 ⇒この場合、お客様から入電してから10秒が経過するまでは、太郎さんは着信対象となりません。
  花子さんは待機時間が太郎さんより短いですが、遅延は0秒です。
  結果、花子さんに着信します。


・他のユーザが[オフライン]や[通話中]で、他に受付中のユーザがいない状態のまま、入電してから指定秒数が経過した場合、該当ユーザも着信対象となります。
 例)


 ⇒この場合、お客様から入電してから10秒が経過すると、太郎さんも着信対象となります。
  結果、太郎さんに着信します。



・最初に着信したユーザが20秒間受電せず、入電してから指定秒数が経過した場合、該当ユーザも着信対象となります。
 例)

 ⇒この場合、お客様からの電話を受電してから10秒が経過しているため、太郎さんも着信対象となります。
  結果、太郎さんに着信します。



<活用例>
・なるべくスキルレベル順に着信させたい
・電話の一次受けは新人オペレータにて対応したい
 ⇒ベテランのオペレータに遅延秒数を設定することで、新人オペレータが全員通話中や応対できない場合のみ着信するようにできます。

 
遅延を設定するには

遅延を設定するには、2つの方法があります。
 ・キューごとに設定するには
 ・ユーザごとに設定するには

キューごとに設定するには
1.[システム設定]>[クラウド電話]より該当の電話番号を選択します。

2.「キュー」タブを選択し、遅延を設定したいキューのメニューアイコンから[ルーティングユーザ編集]を選択します。

3.キューに紐づいているユーザ一覧が表示されるため、各ユーザの遅延を設定し、保存します。

ユーザごとに変更するには
1.[システム設定]より、[ユーザ]を選択した後、ルーティング設定を変更したいユーザのメニューアイコンより、[クラウド電話ルーティング設定]を選択します。


2.現在のルーティング設定(ユーザに割り当てられているキューにチェックが入った状態)が表示されます。
 各キューの遅延を設定し、保存します。

複数のキューの電話を対応する場合
電話機能を利用するユーザは、ルーティング設定にてキューの割り当てを行うことで、着信を受けることができます。

キューとは
 ・キューとは、電話の窓口のようなものです。
  アナウンスで『○○のお問い合わせは1番、△△のお問い合わせは2番・・・』というように、
  窓口を分岐させている場合、利用番号に複数のキュー名が紐づいています。



・複数の窓口の電話を対応するユーザは、ルーティング設定にて複数のキューを割り当てます。
 例)



・複数の窓口にお客様から入電した際、ユーザに割り当てられているキューのうち、お客様の待ち時間が長い電話が着信します。
 例)


ルーティング設定方法については、 こちらのヘルプページの「ユーザのルーティング設定を変更するには」に説明がございます。

優先度とは
・前項の通り、複数の窓口の電話対応をするユーザがいる場合、複数のキューが割り当てられています。
 ユーザのルーティング設定でキューの 優先度をを設定することで、複数の窓口に入電した場合にユーザがどちらの電話を優先して着信するか設定することができます。

<優先度なしの場合>


<優先度ありの場合>


<活用例>
・基本的には全員で電話対応するが、複数の入電があった際はチームによって優先したい窓口がある
 ⇒オペレータごとに優先したいキューの優先度を上げることで、他のキューの電話より優先して着信するようにできます。
優先度を設定するには

優先度を設定するには、2つの方法があります。
 ・キューごとに設定するには
 ・ユーザごとに設定するには

キューごとに設定するには
1.[システム設定]>[クラウド電話]より該当の電話番号を選択します。

2.「キュー」タブを選択し、優先度を設定したいキューのメニューアイコンから[ルーティングユーザ編集]を選択します。

3.キューに紐づいているユーザ一覧が表示されるため、各ユーザの優先度を設定し、保存します。

ユーザごとに変更するには
1.[システム設定]より、[ユーザ]を選択した後、ルーティング設定を変更したいユーザのメニューアイコンより、[クラウド電話ルーティング設定]を選択します。


2.現在のルーティング設定(ユーザに割り当てられているキューにチェックが入った状態)が表示されます。
 各キューの優先度を設定し、保存します。

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