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FAQ クラウド電話の利用準備をするには
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ご注意
・システム設定は[アカウントオーナー]のみ確認可能です。
・ご利用にはクラウド電話オプション(有料)のお申込みが必要です。
・オプションのお申込みはサポートチャットまたはsupport@ingage.jpまでご連絡ください。クラウド電話で利用しているインバウンドフローを変更する場合、電話番号のフロー種別によって出来ることが異なります。
こちらでは以下項目を説明しています。
・はじめに
・開通時の状態について
・インバウンドフローを編集する
・クラウド電話ユーザとルーティングを設定する
・営業時間を変更する
・運用開始
はじめに
クラウド電話の主な用語について説明します。
キューとは
・電話の窓口のようなものです。
・デフォルトでは「お問い合わせ」キューが作成されています。
・着信した電話がキューに転送されると、受付中のオペレータのうちいずれかに着信します。
・アナウンスで『○○のお問い合わせは1番、△△のお問い合わせは2番・・・』というように、窓口を分岐させたい場合、複数のキューを作成する必要があります。
インバウンドフローとは
・クラウド電話にて着信した電話をどのように振り分けるか(どのキューが対応するか)を設定するためのフローです。
クラウド電話ユーザとは
・Re:lationユーザのうち、クラウド電話機能を追加したいユーザを「クラウド電話ユーザ」として登録する必要があります。
・クラウド電話ユーザ以外は、クラウド電話は利用できません。
ルーティング設定とは
・クラウド電話ユーザを登録しただけでは、着信を受けることはできません。
・ルーティング設定にて、キューの割り当てを行うことで、オペレータとして着信を受けることができます。
フロー種別とは
ご契約の電話番号のフロー種別によって、設定可能な範囲が異なります。
該当の電話番号のフロー種別は、[システム設定]>[クラウド電話]より確認できます。
開通時の状態について
クラウド電話でご契約の電話番号が開通した段階では、以下のような状態になっています。
インバウンドフロー:すべての音声案内が未設定の状態で適用中クラウド電話ユーザ:未設定ルーティング設定 :未設定営業時間 :すべての曜日が休業日として設定
ご注意
・開通時の状態にて着信が入った場合、音声案内が未設定のため、即時切断されます。
・通話メモは、申し込み時に指定した受信箱に、不在着信(時間外不在)として生成されます。
インバウンドフローやルーティング設定など、運用を開始するための利用準備が必要です。クラウド電話でご契約の電話番号は、利用準備が完了してから外部へ公開(自社サイト記載など)してください。インバウンドフローを編集する
開通時にデフォルトで設定されているインバウンドフローでは、「利用中のフロー」という名前で作成されています。
適用中になっている「利用中のフロー」の右端にある[…]メニューアイコンから[編集]を選択すると、インバウンドフローの編集ができます。
音声ファイルを事前登録するには・フロー種別カスタマイズの電話番号の場合、インバウンドフロー内の音声案内にて、指定した音声ファイルを流すことができます。
・インバウンドフロー編集前に、予め用意した音声ファイルを登録したい場合は、以下ヘルプページをご確認ください。
音声ファイルを追加・削除するには
主な画面構成について・[スピーカー]アイコンをクリックすると、音声が再生されます。音声再生中にもう一度[スピーカー]アイコンをクリックすると、音声が止まります。
・左側の設定エリアの下部にある[↓]アイコンをクリックするか、右側のフロービューにて直接ブロックをクリックすると、ブロックを移動できます。
具体的なインバウンドフロー編集手順は、電話番号のフロー種別によって異なります。テンプレートの場合はこちらカスタマイズの場合はこちら
<テンプレートの場合>
着信した電話の対応方法を順番に設定していきます。
1.基本設定の画面が開きます。インバウンドフロー名と説明、窓口名を編集し、[次へ]をクリックします。※窓口名は、クラウド電話に着信した際に音声案内の冒頭で読み上げられます。2.着信番号の判定の画面が開きます。
ご注意
・クラウド電話では、海外からの電話や発信者番号が表示されない電話は受電できません。
すべて音声案内を流した上で切断となります。
・ フロー種別テンプレートの場合、音声案内では窓口名以外を編集することはできません。
固定の文章が、合成された音声にて読み上げられます。
3.国外番号からの着信を切断する際の音声案内を確認します。
4.問題なければ、設定エリアの下部にある[↓]アイコンをクリックするか、右側のフロービューにて「非通知設定の場合」のブロックをクリックします。
5.非通知設定からの着信を切断する際の音声案内を確認します。下記図で赤線が引かれている太文字部分は、基本設定で入力した窓口名が反映されています。
6.問題なければ、[次へ]をクリックします。
7.営業時間外の設定画面が開きます。音声案内の入力欄に、営業時間として読み上げたい内容を入力します。下記図で赤線が引かれている太文字部分は、基本設定で入力した窓口名が反映されています。また青線が引かれている太文字部分は、音声案内の入力欄に入力した営業時間が反映されています。
ご注意
・フロー種別テンプレートの場合、営業時間外の電話はすべて音声案内を流した上で切断となります。
・ フロー種別テンプレートの場合、音声案内では窓口名と営業時間以外を編集することはできません。
8.音声を確認して問題なければ、[次へ]をクリックします。
9.営業時間内の設定画面が開きます。営業時間内に着信した際の音声案内を確認します。問題なければ、[次へ]をクリックします。
10.シミュレーション画面が開きます。プルダウンからシミュレーションしたい項目を選択して[開始]をクリックすると、設定したインバウンドフローのシミュレーションができます。
フローが[切断]ブロックに入るか、ダイアルパッドの[切断]アイコンをクリックすると、「切断しました」と表示されシミュレーションが終了します。
オペレータへ接続待ちになった場合、60秒経過すると、「オペレータに接続しました」と表示されシミュレーションが終了します。
シミュレーションの主な項目
11.問題なければ、[保存]をクリックします。編集したインバウンドフローが適用されます。
<カスタマイズの場合>
着信した電話の対応方法を順番に設定していきます。
1.基本設定の画面が開きます。インバウンドフロー名と説明を編集、音声の種類を選択して、[次へ]をクリックします。
ご注意
・音声の種類については、音声ファイルを使用した設定を推奨します。
SSMLを使用した設定は上級者向けのため、マークアップ言語の知識がある方以外は使用しないでください。
SSMLで設定する場合は、以下ヘルプページを参照ください。
SSML形式について(上級者向け)
2.着信番号の判定の画面が開きます。
ご注意
・クラウド電話では、海外からの電話や発信者番号が表示されない電話は受電できません。
すべて音声案内を流した上で切断となります。
3.国外番号からの着信を切断する際の音声案内を設定します。
例)お客様の電話番号からのお電話は、現在お受けすることができません。
音声案内のプルダウンをクリックすると、登録済みの音声ファイルが表示されます。設定したい音声ファイルを選択してください。
音声ファイルが未登録の場合、その場で録音するか、別途用意した音声ファイルを登録できます。
音声をその場で録音する場合音声案内のプルダウンにて[新規作成]をクリックし、設定画面上で録音することができます。
音声ファイルの設定方式で[録音]を選択します。
ご注意
・録音する場合、WEBブラウザにてご利用のRe:lationURLより、[マイク]の許可を頂く必要が ございます。
[録音開始]をクリックし、マイクに向かって音声案内の内容を吹き込みます。
録音が終わったら[録音停止]をクリックします。※再度[録音開始]をクリックすると、録音した音声が上書きされます。
問題なければ、保存します。
別途用意した音声ファイルを登録する場合音声案内のプルダウンにて[新規作成]をクリックし、アップロードすることができます。
音声ファイル名と説明を入力します。
音声ファイルの設定方式で[アップロード]を選択します。
ご注意
・アップロード可能な音声ファイルの拡張子はwavのみとなります。問題なければ、保存します。
5.非通知設定からの着信を切断する際の音声案内を設定します。設定方法は、手順3と同様です。
例)お客様からのお電話は、発信者番号が非通知となっております。お手数ですが、発信者番号を有効にしてからお掛け直しください。
6.音声を確認して問題なければ、[次へ]をクリックします。
7.営業時間外の設定画面が開きます。営業時間外の着信を切断する際の音声案内を設定します。設定方法は、手順3と同様です。
例)お電話ありがとうございます。●●●です。あいにく、只今の時間は営業時間外となっております。当社の営業時間は▲▲~▲▲です。恐れ入りますが、また営業時間内にお架け直しください。
8.音声を確認して問題なければ、[次へ]をクリックします。
9.営業時間内の設定画面が開きます。開通時にデフォルトで設定されているインバウンドフローでは、ブロックアクションは[キューに転送]が初期選択されています。また、キューは[お問い合わせ]が初期選択されています。
ご注意
・クラウド電話で複数番号をご契約の場合、番号開通時にデフォルトで作成されているキュー名は「お問い合わせ」「お問い合わせ1」「お問い合わせ2」・・・のように、重複しないよう連番がつきます。
・IVRや高度なオプションを利用して複雑なフローを作成したい場合は、以下ヘルプページをご確認ください。
インバウンドフローをカスタムするにはこの設定の場合、営業時間に着信した電話は、[お問い合わせ]キューに転送されます。
10.この設定で問題ない場合は、営業時間内に着信した際の音声案内を設定します。設定方法は、手順3と同様です。
ご注意
・クラウド電話では、通話がすべて録音されます。
営業時間内に着信した際の音声案内では、通話が録音されている旨をご案内いただきますようお願いします。
例)お電話ありがとうございます。●●●です。お繋ぎしておりますのでしばらくお待ちください。尚、応対品質向上のため、通話を録音させていただきます。予め、ご了承ください。
11.音声を確認して問題なければ、[次へ]をクリックします。
12.オペレータへ接続待ちの設定画面が開きます。着信した電話がキューに転送されると、受付中のオペレータのうちいずれかに着信します。しかし、受付中のオペレータがいない場合は、「オペレータへ接続待ち」の状態になり、待機中の音楽が再生されます。
高度なオプション(上級者向け)待機中の音楽再生中に差し込みで音声案内を流したい場合、高度なオプションで[音楽を再生して40秒経過した場合]を有効にします。
続けて表示されたブロックにて、音声案内を設定します。設定方法は、手順3と同様です。
例)ただ今電話がたいへん混み合っております。恐れ入りますが、そのままお待ちいただくか、しばらく経ってから、お掛け直しください。
13.音声を確認して問題なければ、[次へ]をクリックします。
プルダウンからシミュレーションしたい項目を選択して[開始]をクリックすると、設定したインバウンドフローのシミュレーションができます。
フローが[切断]ブロックに入るか、ダイアルパッドの[切断]アイコンをクリックすると、「切断しました」と表示されシミュレーションが終了します。
オペレータへ接続待ちになった場合、60秒経過すると、「オペレータに接続しました」と表示されシミュレーションが終了します。
シミュレーションの主な項目
15.問題なければ、[保存]をクリックします。
編集したインバウンドフローが適用されます。
クラウド電話ユーザとルーティングを設定する
クラウド電話機能を追加したいユーザを「クラウド電話ユーザ」として登録し、ルーティング設定をする必要があります。
設定方法は、以下ヘルプページをご確認ください。
クラウド電話利用ユーザを追加(編集・解除)するには?
営業時間を変更する
開通時にデフォルトで設定されている営業時間では、すべての曜日が休業日として設定されています。
実際の運用に合わせて変更してください。
設定方法は、以下ヘルプページをご確認ください。
クラウド電話の営業時間を変更するには
運用開始
以上で、利用準備は完了です。
クラウド電話の使い方や諸注意については、以下ヘルプページをご確認ください。
キュー名や、キューに紐づく受信箱を変更したい場合は、以下ヘルプページをご確認ください。
設定したインバウンドフローを変更したい場合は、以下ヘルプページをご確認ください。
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